シングルフィンの魅力

シンプルな構造が生む違い

シングルフィンは、フィンが1枚だけという非常にシンプルな構造です。その分、ボードの動きや波から受ける力がダイレクトに伝わります。余計な補助がないため、フィンの形状やサイズ、取り付け位置の違いが乗り味に素直に表れます。シンプルだからこそ、道具の違いをきちんと感じ取りたい方に向いたスタイルです。
ごまかしが効かない分、フィン選びそのものがサーフィンの一部になります。

ラインを描くサーフィン

シングルフィンは、細かく動かすというよりも、波のフェイスを使って大きなラインを描くサーフィンに向いています。スピードを保ちながら、波の形に合わせて自然にターンしていく感覚が特徴です。速さや派手さよりも、波との距離感や流れを大切にするサーフィンを楽しめます。
結果として、一本の波を長く味わえる乗り方になります。

道具と向き合う楽しさ

シングルフィンは、フィンひとつでボードの性格が大きく変わります。そのため、どのフィンを選ぶかがとても重要になります。正解が一つではなく、自分の体格やスタイル、よく入る波に合わせて選ぶ余地があります。試しながら自分なりの答えを見つけていく過程も、シングルフィンの楽しさの一つです。
選ぶ時間や迷う時間も含めて、道具との付き合いが深くなっていきます。

安定感とスピードの持続

サーフィンの基本に立ち返る

シングルフィンでは、ポジショニングや体重移動といった基本的な動作がそのまま結果に表れます。ごまかしが効きにくいため、波の見方や立つ位置、重心の置き方を意識するようになります。技を競うというより、サーフィンそのものを丁寧に楽しみたい方に合ったスタイルです。
続けていくほど、サーフィンの感覚が整理されていくような乗り味です。