約30年前に購入、これから始まったボードやフィンの収集、ちょっとは手放したけど、また増えた。
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バタフライフィンとは何か――
1970年代に語られた革新性と現在への影響

サーフボードの性能を大きく左右する重要な要素のひとつがフィンです。1970年代後半、専門誌の中で紹介され注目を集めたのが「バタフライフィン」でした。ひとつのボックスから二股に分かれ、蝶の羽のような形状を持つこの設計は、当時としては非常に独創的なものだったといわれています。
従来のシングルフィンは安定性と操作性に優れ、ツインフィンはスピード性能に強みがありました。その両方の特性を両立させようとしたのが、バタフライフィンの発想です。加速力を確保しながらも、過度なクセを抑え、コントロール性を維持する――そのバランスを追求した構造でした。
1979年発行の専門誌『サーフィンワールド(Vol.4 No.4 増刊号)』では、ツインフィン並みのスピードとシングルフィンの操作性を兼ね備えた存在として紹介されています。当時からその性能は「これからのサーフィンの発展につながる可能性」を持つものとして期待されていました。
フィンの進化は一過性の流行で終わるものではありません。設計思想は形を変えながら、現在のボードデザインにも受け継がれています。バタフライフィンは、その転換点のひとつとして語る価値のある存在といえるでしょう。
※参考:『サーフィンワールド1979年 Vol.4 No.4 増刊号』より一部内容を参照